4カップ目:本醸造 花の舞
旅行帰りによった売店で購入。花の舞っていうと「聞いたことある!」というリアクションになりがちであるが、よくある居酒屋チェーンではない点に注意いただきたい。ちなみに筆者は完全に勘違いしていたことを白状しておく。
花の舞は静岡県浜松市にある花の舞酒造で製造されている。酒蔵のHPを見てみると原料の米は静岡県産100%にこだわり、品種は山田錦を使用しているとのことだ。山田錦と聞くと兵庫県が思い浮かぶが、静岡県内で生産したものを100%使用しているというところに非常に好感が持てる。原材料から地場のものが使用されているとご当地感アップでお土産力が高い。
花の舞の由来に目を向けてみると、「天竜川水系に古来より伝わる奉納踊りのひとつ花の舞に由来する」らしい。より詳細な説明だと「花は命の糧となる稲の花を表し、五穀豊穣を祈願するもの」とのことだ。奉納踊りだとか、五穀豊穣という言葉を見ると神事、神事と言ったら日本酒だが、そういえばなんで日本酒なんだろうと調べてみた。
答えは月桂冠のHPにあった。「日本では酒というものは、もともと先祖の霊魂や、八百万(やおよろず)の神々をまつるたびに造られた。その祭りに集まった敬虔な人々にとって、酒は神々に献上し、神々と一緒になって飲むもので、決して一人で飲むものではなかった」とのことだ。
そもそも生きてる人間のためのものではないんかーい!
そして1人で飲むものではなかった。。だと。。。1人で飲み切るためにワンカップサイズを買った筆者は一体。。。神棚に向かって飲むかな。。。
という話はおいておくとして、早速いただいてみよう。
ほほ~
花の舞という名前だけあり口当たりがよく、かなり華やかな香りだ。スッキリ目の味わいで辛口と甘口の中間くらいでかなり飲みやすい。ってかレベル高いな。結構なペースで飲みきってしまった。ワンカップ系の日本酒のなかでもかなり美味しい方だと思う。
これだからご当地ワンカップはやめられん。
以上
静岡県内に旅行に行ったときは是非手にとってみていただきたい。
おすすめ度:
★★★★★★★★⭐︎⭐︎
(次見かけたら買っちゃうなこれ)
製品名:本醸造 花の舞
酒蔵:花の舞酒造株式会社
原材料名:米(静岡産)、米こうじ(静岡県産米)、醸造アルコール
アルコール度数:15.5%
精米歩合:60%
価格:231円