カップ酒を飲むブログ

特に日本酒好きでもない筆者がカップ酒を飲んだら書くブログ

2カップ目:清酒 八海山

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週末の出張帰り。

たまには贅沢したいと思い、ふと立ち寄った成城石井で購入。

 

 ご存知八海山と言えば日本酒を飲まない人も知っているであろう超有名な日本酒だ。酒蔵の所在地を見てみると新潟県南魚沼市とある。魚沼産コシヒカリと言えば超有名、日本一のブランド米といっても過言ではないであろう。うまい水によって作り出されるうまい米。その水と米より生み出される酒がまずいわけがない。
 
 この清酒 八海山の米には五百万石と言う酒造好適種の米が使用されているらしい。原産地はもちろん新潟県であり、「新200号」と「菊水」を交配し、昭和32年に誕生。新潟県の米の生産高が五百万石を突破したことを記念に名付けられた、とある。
 五百万石で作られた酒の味は辛口淡麗なすっきりとした味わいになる特徴があるらしい。
 
そんな酒が入ったらすぐに忘れそうなウンチクは置いといて、早速いただこう。ちなみに新幹線の中である。

  

 パッケージを見てみると、全周がシルバーのビニールで覆われている。
何やらちゃっちい見た目である。
 
プラモを銀色スプレーでべた塗りしたらこんな色になるよな。。。。

 

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 気を取り直して、クルクルと説明書きを読むとどうやら紫外線対策らしい。
パッケージに意味を持たせるとはなんという機能美、その味へのこだわりがうかがい知れる。
 
期待を胸に一口。
 

 

 
 
 
むむ!
 
 
 
 
 
 
 辛口淡麗の名に恥じず、すっきりとした飲み口。その中にもピリリと辛口の雰囲気を感じる。後味は味気ない感じではなく、まろやかな口当たりだ。かといって甘ったるい雰囲気はなくすぅーっとのどに吸い込まれていく。飲みやすくも日本酒らしさを感じられる味だ。吟醸酒ではないのだが、若干のフルーティー差も感じる。
 あくまで私の主観ではあるが、水の綺麗な地方で作られた酒は全体的にすっきりとした味わいが多いように思う。圧倒的な素材の良さが実感できる味だ。いい意味でうまい日本酒は水みたいだと言われる由縁がこのすっきりとした口当たりなのではないか。
 
 
まあ、本当に水みたいだったらミネラルウォーター飲んでりゃいい気もするけどね。
 
 
それにしても、飲み屋で八海山を飲んだことはあるのだが、今回カップで飲んだ八海山の方が美味しい気がする。
土日を前とした筆者の気持ちの余裕からなのか、飲み屋の八海山が開封後、時間がたっていたため酸化していたからなのか。。。。
確実に言えるのはカップ酒のためほぼ酸化していない新鮮な状態で口にできたという点である。この点、味への影響が非常に大きかったのではないのかと推測している。
 
いつでも新鮮な酒を適量飲める。
カップ酒飲ならではの特権である。
 
なかなか奥が深いではないか。
 
 おすすめ度:
☆☆
(もう一本飲みたい。。。。)
 
 
製品名:清酒 八海山
酒蔵:八海醸造株式会社
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール度数:15.5%
精米歩合:60%

 

購入場所:名古屋駅成城石井

価格:300円